カジュアルな着物である小紋について
小紋とは、一般的に着物全体に同じ模様が繰り返し描かれていて、模様の上下の向きや身頃の柄合わせがないおしゃれ用の着物のことを言います。
一般的に正装や礼装と言われる留袖や訪問着は柄の上下や柄合わせがあるので、この点が礼装用の着物との違いと言えます。
これは、あくまでも普段から気軽に使えるものと考えて、知り合いとの食事や観劇、お稽古事や街歩きの時などにカジュアルに使用するのが普通です。
もっとも、紋付の江戸小紋であれば準礼装にランク付けされるため、結婚式などの形式ばった場所でも一般的な振袖や訪問着と同じ位置づけで使用することが出来ます。
このようなおしゃれ着と言われる小紋を購入するのであれば、呉服屋が運営する着物と帯の通販ショップである、「きものむらたや」がお勧めです。
むらたやは、1890年に現在の島根県江津市に創業しました。
当時は総合衣料店として出発し、戦後の1954年の二代目から着物を専門に扱うお店になりました。
こちらのお店は、「より良いものをより安く」を家訓とし、呉服メーカーや問屋を自分の足で一軒一軒まわり、着物や帯を一つ一つ手に取って本当に自分の目で見て良いと思ったものだけを厳選して仕入れはじめ、その心意気は現在の四代目まで受け継がれています。
このカジュアルなおしゃれ着は着物と比較するとお値段も手ごろで柄もシックな古典調から個性的な柄まで非常に豊富なので、着物をこれから着てみようという若い人にもお勧めです。